小田部校区について

 小田部校区は、福岡市の中心部・天神から西へ約7kmに位置しており、福岡市立小田部小学校の通学区域で構成されています。

 小田部校区は、早良区の北部、室見川の河口からやや南に入ったところにあります。地形はほぼ平坦で山や斜面はありません。古くは田畑が広がっていましたが、平成以降に都市化が進み、今では全域が閑静な住宅地となっています。古くから小田部だいこんの産地として知られてきましたが、今ではそのだいこん畑もわずかに残るだけになりました。ちなみに、小田部小学校の校章にはだいこんの花が形取られています。

 校区の西縁には室見川河畔公園が広がっており、小田部中央公園など校区内には公園が多くあります。日々のお買い物などの生活基盤は整っている一方で郊外のどかさもあります。校区内から都心方面へのバスは頻繁に走っていますが、地下鉄駅からは歩いて10分ほどかかります。このため静かな住環境、落ち着いた教育環境を求める方には人気の校区のようです。いわゆる転勤族も多く、児童生徒の転入転出も多くあります。東西、南北ともに1.5km弱と狭く、約1万人が住んでいます。

 小田部小学校は、平成2年に原北小学校の校区の南西側半分を譲り受けて誕生しました。赤い屋根の時計台と教室のような広い廊下に屋上プール等を備えた校舎を有しています。27学級、児童数は805名(2018年5月現在)で、規模は福岡市内の小学校としてはやや大きい方です。スクールサポーター(校内見守りボランティア)など、保護者のボランティア活動が活発であることでも知られています。小田部小学校についての詳細はこちらもご覧ください。

 小田部校区エリアを除く南庄は原北校区です。原北校区と小田部校区をあわせて原北中学校区になります。原北中学校は、20学級710名(2018年5月現在)の中規模校です。生徒たちは両校区と同様に落ち着いた雰囲気の中で学んでおり、市内でも人気の中学校とされています。

 校区内では、現在の青パトの原型となる自主防犯パトロールカーを国内で初めて走らせただいこんの会も活動しています。小田部校区自治協議会についてはこちらをご参照ください。