小田部校区は、福岡市の中心部・天神から西へ約7kmに位置しており、福岡市立小田部小学校の通学区域で構成されています。
小田部校区は、早良区の北部、室見川の河口からやや南に入ったところにあります。地形はほぼ平坦で山や斜面はありません。古くは田畑が広がっていましたが、平成以降に都市化が進み、今では全域が閑静な住宅地となっています。古くから小田部だいこんの産地として知られてきましたが、今ではそのだいこん畑もわずかに残るだけになりました。ちなみに、小田部小学校の校章にはだいこんの花が形取られています。
校区の西縁には室見川河畔公園が広がっており、小田部中央公園など校区内には公園が多くあります。日々のお買い物などの生活基盤は整っている一方で郊外のどかさもあります。校区内から都心方面へのバスは頻繁に走っていますが、地下鉄駅からは歩いて10分ほどかかります。このため静かな住環境、落ち着いた教育環境を求める方には人気の校区のようです。いわゆる転勤族も多く、児童生徒の転入転出も多くあります。東西、南北ともに1.5km弱と狭く、約1万人が住んでいます。